2017年8月11日

TPiCSで製造業の抱える5つの難問を解決

★★生産管理システムTPiCSの特徴★★

■TPiCS生産管理で製造業が抱える5つの難問を解決!!

難問1、 短納期生産、変化に対応する生産

TPiCS-Xはオーダーリリースした計画でも状況に応じ修正することができます。 また、TPiCS-Xはオーダーリリースした計画も包含して所要量計算します。オーダーリリースした計画をベースに今回の生産(受注)が成り立つか否か、シミュレーションをしながら所要量計算をします。

TPiCS-Xは現在在庫を起点に、本日も過去も、全ての未完の計画を前提にして所要量計算しますので、今日の受注に対応した今日の生産、明日の生産が可能か否かが分かります。TPiCS-Xではシミュレーションしながら生産計画を作り、部品や材料の手配をしていきます。それに対し一般的なMRPシステムは、在庫の引当てやロット纏めをして必要数を計算し、伝票を発行したら、後はシステムとしては面倒を見ないので、間近な計画変更や、明日の生産に必要な部品が本当に足りているかなどは、電卓を叩いて計算する必要がありました。

TPiCS-Xの場合は生産計画の全てをシステムに任せることができます。しかし、システムに任せる(計算させる)為には、計算させるデータが意味のあるものでなくてはなりません。システムが持っている在庫数やマスターは勿論、システムが持っているオーダーリリースした計画データも正しくメンテナンスされている必要があります。これを我々は「計画管理」と呼び、計画管理をしながら短納期生産を実現していきます。

このほか短納期生産を実現するためには「平準化の問題」や「現場指示の問題」「サプライヤーの問題」などもありこれらの問題にもTPiCSにて対応可能です。

難問2、 現場の見える化の実現

「見える化」には二つの面があります。

①5Sに代表される現場改善による見える化

②システムの画面を見れば分かるようにする見える化

システムによる見える化は、上記の「計画管理」を行っていけば自ずと実現できるようになっていきます。

難問3、 出荷遅れを無くす

地震や落雷などの災害や大事故による出荷遅れはTPiCS-Xを使っても防ぐことは出来ませんが、普段の仕事の中で「ミス」や「漏れ」、「見過ごし」等による生産トラブルは上記「計画管理」を行いトラブルを予見できる仕組みを作り、減らしていきます。

難問4、 在庫を減らす

在庫を発生原因により二つに分類して考えます。

①ミスや見込み違い、設計変更などによる不良在庫

②日々の生産活動の中で発生する運用在庫

不良在庫の原因を更に分析すると、複数の要素が複雑に重なり合って発生していることが多く、簡単な対応策などは見つかりません。この問題に関しても答えは「地道な改善」になります。

TPiCS-Xには設計情報を正確に、速く、簡単に、しかも設計変更まで含め、生産情報に反映する仕組みがあります。これによりこの問題の半分は解決できます。見込み精度はTPiCS-Xの範囲外なので、見込み違いがあっても被害を最小限に止めることを考えます。その為にはロットサイズを小さくし、発注リード日数を短くします。

運用在庫も二つに分けて考えます。

②-1 手配担当者が変化に対応する為を考え、「勘と経験」で発注数を調整していて、それに起因する在庫

②-2 工場に入ってから出るまでの必然的に生じる在庫

発注調整による在庫は、TPiCS-Xには「変化に対応するためのバッファ」が設定できるので、「勘と経験」に頼る仕事ではなくシステムで管理された仕事に変えることにより在庫を減らします。入りから出までの在庫は、「納入リード日数・製造リード日数」と「ロットサイズ」で制御できます。「計画管理」が実現出来ている状態だと、これらの設定を小さくしていくと計画通りに生産できなくなる臨界点が分かります。するとそこが在庫縮小の為のネックですからそれを改善していきます。

難問5 設計変更、出図遅れに対応する

生産管理の難しさや大変さの本質は「変化・変更」にあります。そしてその源は「見込みが実需になる時の数と時期の変化」と「設計変更」です。

TPiCS-Xには「構成情報変換オプション(「在庫を減らす」で触れたもの)」があり、設計変更を生産情報に反映する機能の他、既に手配されているものとダイレクトに照合し、キャンセル伝票を発行したり、追加の伝票を発行することも出来ます。


■■生産管理システムTPiCS4.0の機能についての抜粋■■

・生産計画作成機能(f-MRP)

TPiCS独自のf-MRP機能により、「速く、安く、レスポンス良く しかし、安定した生産」を、実現します。

製品の販売計画や生産計画を起点に製品構成表、製造リード日数、ロットサイズ等に従って、中間ユニット、末端の原材料までの生産、手配の計画を自動作成します。

受注販売管理オプションを使用時には、受注、内示情報に従って生産計画を立てる運用や、短納期対応や即納対応のような受注、内示情報がない中で、出荷を起点に生産が間に合うタイミングの生産計画を自動で立て、そこから、中間工程、材料、部品手配をする運用も可能です。

所要量計算時、現在の在庫から、発注済み分、仕入先納入遅れ分、作業遅れ分を加味して生産計画を立てます。複数の保管場所を登録することができ、複数の保管場所を合算して計算や、計算の対象外の保管場所に設定することも可能です。

稼働カレンダーの登録により、外注加工先のカレンダーに合わせて、初工程の生産計画を立てたり、受注販売管理オプションを使用時には、得意先の稼働カレンダーに合わせて出荷、生産計画を立てることができます。


・生産計画作成機能(製番計画)

TPiCSの製番管理は、3つの製番管理方法が可能です。

B製番:ベーシック製番管理。製番展開によって、製番計画から製品構成に従って、製品、中間ユニット、材料、部品まで、製番で繋がった手配計画が作成されます。製番計画ごとに製品構成を変更することができます。

S製番:先行手配製番管理。中間ユニットを先行製番によって手配、生産をおこない、確定の製番がこれを引当て、製品生産を行うことができます。

F 製番:f-MRP製番管理。必要量の計算は需要変動に柔軟な f-MRPで行い、作成された計画明細に製番で紐づけていく管理方法

製番管理においてもTPiCSは非常に高度な製番管理機能を提供します。

・ロットまとめをします。

・ロットまとめした数量すべてを製番に引当てや、必要数のみ製番に引当てを設定することが出来ます。

・手配中の発注データに自動引当てすることが出来ます。

・不良や歩留まりにより、不足したり余ったものを、製番から自動解除したり、自動再引当てすることが出来ます。

・リビジョン管理を行い、引き当てる在庫を選択する事が出来ます。


・f-MRPと製番を混在した管理

TPiCSはアイテムごとに f-MRP、製番管理を設定することができ、これによって、受注してから製番展開をして手配するのでは間に合わない部材は、内示を元に変化に強いf-MRPで手配を行い、中間ユニットや製品は確定の製番によって、生産指示を出すことが出来ます。

 


■各システム共通の機能

作業伝票、注文伝票、外注伝票、移動(支給)伝票所要量計算や製番展開、あるいは手入力に基づいた伝票を発行します。

・最も安い発注先を自動セット

単価マスターに、発注先、時期、数量、緊急度により異なる単価を登録しておき、計画明細作成時に、TPiCS がその時期、数量等をみて、条件に合った一番安い業者を検索し、計画明細にセット、そこを発注先にした伝票を発行することが出来ます。

・仕入先部品コードにて発注

仕入先の部品コード(カタログ番号等)で発注することが出来ます。

・並行発注

複数の仕入先に比率分割発注や、数量上限を超えた量を他の仕入先へ発注することが出来ます。

・伝票デザイン変更

伝票は、Excelにてデザインされており、TPiCSから書出されたデータを自動で読込み、印刷を行います。通常使用する多品目一葉一覧や、作業伝票に向いた一品一葉、使用子部品一覧表付の伝票、支給部品明細付のデザインも用意されています。用意されているデザインを変更することや、ひな形を利用し新たなデザインを追加することも出来ます。

・現品票

作業伝票、外注伝票等の伝票と同時に、計画数量を入り数設定に従って分割、現品票を印刷することが出来ます。

・遅延リストの発行

遅延している発注や作業のリストを出すことも出来ますが、注文済の部品、材料が、納期に近づいた発注、作業指示のリストを発行することが出来ます。例えば来週 受入予定一覧表として 発注先ごとに発行することが出来ます。これにより、遅延があってからの処理ではなく、納入遅延そのものを防ぐことが出来ます。


・実績管理

・実績入力

材料や部品を使用して製造する中間ユニットの実績入力を行うと、中間ユニットの在庫が増え、材料の在庫は自動引落しされ減ります。引落は、部品や材料の生産方法によって適した方法が異なります。例えば、計画数に対して完成数が少ない組立実績のとき、計画数に従って部品を投入したが仕損じにより廃棄した場合には、投入数で引落が必要ですが、生産遅れによる一部完成の場合であれば、一部完成数と同じ量の引落でよいです。また、液体の製品であれば、実績入力の都度引落量を調整したいものもあります。これは、部品、中間ユニット、製品など管理ポイントごとに引落設定することが出来ます。作業者、作業班、機械、工程ごとに実績時間を入力し、それごとに集計できます。

・実績作業時間入力

数量は、次工程のため実績入力にてリアルタイムに行い、実績作業時間を後から専用フォームで入力することが出来ます。複数の作業実績に作業班の合計作業時間を割り振り、それぞれの実績時間として自動セットすることも可能です。

・実績原価

発注データの購入単価を実績に引継いだり、実績入力時に実績購入単価変更することが出来ます。また、作業実績入力では、実績作業時間と加工費レートから実績原価に反映されます。移動平均法、最終単価法、 総平均総額法、低価法にて在庫評価をすることが出来ます。


・ユーザー管理、権限管理

 ユーザーに対して、ロール(役割)を設定することが出来ます。計画業務と購買業務担当の兼務設定や、複数のユーザーをグループでまとめて設定することも出来ます。「計画業務担当者は、すべてのアイテムマスタや、製品構成表、所要量計算の実行が可能。」「受入実績入力担当は、資材の受入実績入力のみ可能。」のように業務担当のオペレーション可能範囲を設定することが出来ます。

・稼働カレンダー

休日や稼働時間の違うカレンダーを登録出来ます。カレンダー数に制限はありません。工場や工程、発注先、外注などに使用するカレンダーを指定出来ます。

・テキストファイルの書出、読込

マスターや、計画明細、発注済みデータなどトランザクションデータ、在庫一覧やアイテム別原価集計、部門別原価集計などの集計データ等、全てのテーブルのデータをCSVテキストファイルで書出、読込みを行うことが出来ます。

・トランザクションデータのテキスト読込

受注入力、計画明細、作業実績、出荷実績、払出実績、在庫移動など、フォーム上で操作したときと同様に、テキストファイルを読込むと同時に、関連テーブルの更新が行われます。受注データの読込みの場合、受注データ登録と同時に生産計画表にも反映されます。

・⾃動実⾏機能

定形処理のコマンドをスクリプトファイルとして用意することで、自動的に、トランザクションデータの読込や月次処理等、手操作と同じ操作を行うことが出来ます。

他にも、製造業の業種・各工場様の生産形態に適合した各種機能が揃っております。