生産管理システム・パッケージ(TPiCS)
PRODUCTION CONTROL SYSTEM

TPiCS-X (ティーピクス)は、世界で2,000社以上(タイ国内 50社)の導入実績を誇り、 タイ日系製造業様のお役に立つ、『速く、安く、需要変動にレスポンス良く 且つ、安定した⽣産』を実現できる業種・生産形態を選ばない人気&安心の⽣産管理システムです。また、豊富なオプション機能により、お客様の生産プロセスにあったシステムの実現が可能です。

攻撃型生産管理システムTPiCSとは

★2,040社(タイ国内50社)以上の導入実績,
『速く・安く・需要変動にレスポンス良く 尚且つ、安定した⽣産』
を実現するための生産管理システム!!

攻撃型生産管理システムとは、”前向きな考え方による物作りを実現しながら、生産性を上げていく”ために
TPiCS研究所が独自のMRP(所要量計算)ロジックにより開発した生産管理システムです。

短納期生産への対応と在庫の適正化の両方を実現できる生産管理パッケージで、
「必要なものを、必要なときに、必要なだけ」を実現するため、アイテム毎に確定期間を持たせることにより、正味リードタイムでの手配、かつ既手配を活かした生産計画の作成を実現します。

TPiCSは、タイ日系製造業の様々な業種(自動車部品メーカー他)や工場特有の生産形態でのご要望にお答えできる様に豊富なオプション機能を備えています。

また、生産管理としてMRP・製番管理の両機能を基本パッケージとして装備していますので、日本で培った生産形態を海外に同様に展開発展していきたいタイ日系企業のお客様に最適なシステムです。

お客様のご要望によりタイ現地の仕様に合わせた各種カスタマイズについても、アドオン等により実装することが可能です。

TPiCSの特徴

●TPiCS-X(f-MRP)攻撃的生産管理の目的

  • 速く、安く、需要変動にレスポンスよく!
  • かつ、安定した生産ができること!

●TPiCS-X(f-MRP)の導入効果

  • 2ヶ月先の資材を発注しておきながら、3日先の製品の計画を変更できます。
  • 必要な時に必要な物を必要なだけ集めるために必要な時に必要な物を必要なだけ手配します。

TPiCSの導入効果

  • 需要の変動にレスポンスよく、安定した生産を実現
  • 受注から生産・出荷までの納期を短縮
  • 各工程の在庫管理が出来ます。
  • 無駄な在庫を作らない・欠品を作らない運用
  • 作業量の負荷を調整できます。
  • 生産・発注の注残・実績管理が出来ます。
  • 生産計画の予定・進捗管理が出来ます。
  • 受注・出荷管理が出来ます。
  • 原価管理が出来きます。
  • 柔軟な単価マスターにより一番安い発注先の自動選択

TPiCSの新バージョンの特徴

生産管理システムパッケージ TPiCS-Xの新バージョンにて、機能・使い易さが大幅に向上いたしました。
=>生産管理システム TPiCS4.1 タイで稼働中

=>TPiCS新バージョン TPiCS5.0 タイで販売開始

  • 画面レイアウトが全面改善され (Windows .NETベースのレイアウト) 見易さアップ
  • 分かりやすさ・使いやすさが大幅に向上しました
  • 日本語・英語が簡単に切り替え可能です(多言語対応)
  • 営業・製造・購買等業務部門に合ったメニューの構成に変更改善されています
  • 帳票はExcelで作成が可能です(レイアウトの変更も容易に可能)
  • ガンチャート(オプション)等、 より便利な機能が追加されています
  • C#による全面改良により、 処理スピードも大幅アップ (MRP所要量計算にて50%以上アップ)
  • ユーザー管理・権限管理が詳細に設定できます

画面サンプル(生産計画)

【f-MRP所要量計算】
ある程度の繰り返し性があることを前提に、「速く、安く、レスポンス良く 尚且つ、安定した生産」を実現するための機能です。

【受注・販売管理オプション】
受注を登録し、生産計画にシームレスにリンク。製品計画や製番計画データを自動生成できるので、これらのデータの入力を省くことが可能です。

【製造履歴管理オプション】
製造履歴原簿データを作成し、履歴データを表示。原材料・部品の購入から製造、倉庫間の移動、出荷までの履歴管理を行う事が可能です。

【自動平準化オプション】
f-MRPの機能では製造・納入リード日数による追上計算を行いますが、自動平準化オプションをご使用いただくと、生産場所や設備の 負荷を考慮し、山崩しや均等に日程を割り付けます。

生産計画画面

受注データ入力画面

着手信号機オプション

現場の方の作業効率を上げる「着手信号機オプション」

ガントチャート&着手信号機オプションにより生産現場がリアルタイムに状況を把握し判断できる情報を提供します。

ガントチャートオプション

【部門別ガントチャートオプション】
■所要量計算(MRP)や製番によって立てられた生産計画を基に、部門ごとに明細集計されたガントチャート表示ができます。
ガントチャート上でドラッグ&ドロップで計画を他の部門に移動や、計画を前後に調整、計画を分割、数量を調整することが出来ます。

項目の追加・入力の画面デザイン機能

・ 画面デザインの編集~明細画面(位置、フォント、キャプション、色、タブ設定、表示/非表示)
・ 一覧画面(カラム、キャプション)
・ 伝票デザインの編集
・ 帳票デザインの編集
・ データベースへの項目追加(データベースは公開しています)
・ 検索項目、条件の変更
・ ソート項目の変更

等、カスタマイズ機能も標準装備しています。

TPiCSの出力帳票のサンプル

TPiCS 4.1&5.0の基本パッケージ

TPiCS 4.1&5.0では、お客様の生産形態に合わせ下記3種類の生産管理基本パッケージより、最適パッケージを選択いたします。
1, f-MRP System (MRP生産管理)
2, Manufacturing Number System (製番生産管理)
3, f-MRP& Manufacturing Number System (MRP &製番生産管理)

生産管理システムTPiCS4.1&5.0のオプション

下記のオプション機能より、お客様の工場の生産業務の流れ・ご要望の機能に合わせ必要オプションを選択いたします。

TPiCS Option f-MRP Manufac. MRP&Manuf.
Devision Ganchart Option (部門別ガンチャート)
Multi Location Option (複数ロケーション)
Pick Up Option (払出)
Precess Control Option (工程管理)
Pull Production Option (プル生産)
Sales Order Option (受注販売)
Shop Floor Control Option (着手信号機)
Transaction Intensive Processing Option (トランザクション)
Tracebility Control Option (製造履歴管理)
Automatic Leveling Option (自動平準化)
Set Production Option(セット生産)
One-item Production Option (一品生産)
CAD Data Coversion Option (構成情報変換)
Internal Control Option (内部統制)
Alternative production option(代替生産)
Service Part Control Option (サービスパーツ管理)
SCM Option (SCM)

TPiCSの導入スケジュール

お客様(日系製造工場様)の製品品目数・部品点数・BOM構成・受注/発注オーダー数、
及び、お客様内の導入体制(導入対応可能時間)・要員のレベル・IT環境
等をお伺いして、4か月~6か月でのシステム導入を目安に導入スケジュール計画を立てさせていただきます。

* 上記は参考の導入スケジュールとなっております。

タイでのTPiCSの導入事例

・自動車部品製造業への導入
・住宅機器製造業への導入

その他、タイ日系企業様では、特に自動車部品・電機機器製造業様各社への生産管理システムの導入実績がございます。

製造業の抱える5つの難問を解決し、生産業務を改善します。

01
難問1 短納期生産,変化に対応する生産
一般的なMRPシステムでは、在庫の引当てやロット纏めをして必要数を計算し、伝票を発行したら後はシステムとして考慮されないので、間近な計画変更や明日の生産に必要な部品が本当に足りているかなどは電卓を叩いて計算する必要がありました。
TPiCS-Xでは、オーダーリリースした計画でも状況に応じ修正することができます。
また、オーダーリリースした計画も包含して所要量計算(MRP)を行います。
TPiCS-Xは、現在在庫を起点に、本日も過去も、全ての未完の計画を前提にして所要量計算しますので、今日の受注に対応した今日の生産、明日の生産が可能か否かが分かります。このシミュレーションしながら生産計画を作り、部品や材料の手配をしていきます。
よってTPiCS-Xの場合、生産計画の全てをシステムに任せることができます。
しかし、システムに任せる(計算させる)為には、システムが持っている在庫数やマスターは勿論、システムが持っているオーダーリリースした計画データも正しくメンテナンスされている必要があります。
これを「計画管理」と呼び、計画管理をしながら短納期生産を実現していきます。
このほか短納期生産を実現するためには「平準化への対応」や「現場指示への対応」「サプライヤーへの対応」などもあり、これらに対してもTPiCS-Xの機能にて対応可能です。
02
難問2 現場の見える化の実現
「見える化」には二つの面があります。
①5Sに代表される現場改善による見える化
②システムの画面を見れば分かるようにする見える化
システムによる見える化は、上記「計画管理」を行うことにより、自ずと実現できるようになります。
03
難問3 出荷遅れを無くす
落雷・洪水・停電等の災害や大事故による出荷遅れはTPiCS-Xを使っても防ぐことはできません、
しかし普段の製造業務での「ミス」「漏れ」「見過ごし」等による生産トラブルは、上記「計画管理」を行いトラブルを予見できる仕組みを作ることにより減らしていけます。
04
難問4 在庫を減らす
在庫を発生原因により二つに分類して考えます。
① ミスや見込み違い、設計変更などによる不良在庫
② 日々の生産活動の中で発生する運用在庫不良在庫
不良在庫は、複数の要素が複雑に重なり合って発生していることが多く、基本的な対策は「地道な改善」が必要となります。
TPiCS-Xには設計情報を正確に、速く、簡単に、しかも設計変更まで含め生産情報に反映する仕組みがありますので、これにより問題の半分は解決できます。
見込み違いについては、見込み違いがあっても被害を最小限に止めることを考えます。
その為にはロットサイズを小さくし、発注リード日数を短くします。
また、運用在庫も下の二つに分けて考えます。
②-1手配担当者が変化に対応することを考え、「勘と経験」で発注数を調整することに起因する在庫
②-2工場に入ってから出るまでの必然的に生じる在庫
TPiCS-Xは「変化に対応するためのバッファ」が設定できますので、発注調整を「勘と経験」に頼る仕事ではなくシステムで管理する仕事に変えることで在庫を減らすことができます。
入りから出までの在庫は、「納入リード日数・製造リード日数」と「ロットサイズ」で制御できます。
「計画管理」が実現できている状態ですと、これらの設定を小さくしていくと計画通りに生産できなくなる臨界点が分かります。するとそこが在庫縮小の為のネックですのでそこを改善していきます。
05
難問5 設計変更,出図遅れに対応する
生産管理の難しさや大変さの本質は「変化・変更」にあります。
そしてその源は「見込みが実需になる時の数と時期の変化」と「設計変更」です。
TPiCS-Xには「構成情報変換オプション(「在庫を減らす」で触れたもの)」があり、設計変更を生産情報に反映する機能の他、既に手配されているものとダイレクトに照合し、キャンセル伝票を発行したり、追加の伝票を発行することもできます。

その他製造業・物流業へのシステムソリューション

・生産・在庫・会計(ERP)システムパッケージのSimLex
(=>基幹業務システム(ERP)の詳細ページ)
タイ向けに開発されたERPパッケージで、これ一本で生産管理・在庫管理・会計機能を兼ね備えた基幹業務システム・パッケージとなっています。

・クラウド型バーコード在庫管理・倉庫管理システム(WMS)のLogizard ZERO
(=>バーコード在庫管理・倉庫管理システム(WMS)の詳細ページ)

日本で1,000以上の導入実績を誇るクラウド型在庫管理システム「ロジザードZERO」を、タイ・ベトナム・フィリピンなどの東南アジアにおける製造業の現場でも活用して頂けるようタイ日系企業様を中心に提案しております。

・AWSクラウド(Web)を利用したIT業務システムの開発
(=>IT業務システム開発の詳細ページ)
お客様(タイ日系企業様)のご要望に合わせたシステムの開発&ご提案をさせていただきます。